ネットで検索してみると
知識や技能を身につけるように導く
とでてきます
ダンスの 技術 を 知識 として教え
技術 が 技能 として人に宿るように導く
そんな 教え方 をしているかどうかが 重要 です
ダンスを教える時 何を教えていますか?
振り付けを教えるのは当然ですが
大切なのは振り付け以外のことを教えているかどうかです
僕がダンスを教える時 何を気にしているか リストアップしてみました
- メカニズム
- 音表現
- 感覚
- イメージ
- コツ
- 反復トレーニング
それでは 一つずつ解説していきましょう
メカニズム
ワンムーブが どのパーツから始まり どのように動き どの様に終わり
どんな力が生まれ 他のパーツにどんな影響を与えるか
動きが生む エネルギー や なぜそうなるのかを説明する
わかりやすく言うと
「肩を強く振るから手が振り回されここにくるんだよ」とか
「力を抜いてるから力を入れる事ができるんだよ」みたいに
形(振り付け)ではなく原理(メカニズム)を説明し
物理的に理解してもらう
ダンスの種明かしをするように説明してあげましょう
音表現
まずは一つの動きの音のニュアンスを伝える
それがどう並び どんなリズムになるのかを伝える
音の ニュアンス タイミング アクセント リズム ベクトル ヴォリューム スピード
伝えたい事はいろいろあります
感覚
形ではなく 感覚を伝える
例えばダウンする時 低い位置でポーズをとるのではなく
低い位置へ行く時のフワッとした感覚(体感)がある
ピタッとポーズを止める時
世の中の時が止まったかのような気持ち(精神的感覚)がある
身体や心に感じる感覚(体感・感情)
どんな気持ちで 何を感じているか 身体にはどんな感覚が宿っているのかを
伝える事が大切です
感じる事 を ダンスで 表現する
フィーリングを音に合わせるという事を伝えましょう
イメージ
ダンスはイメージから始まります
イメージした事がダンスとして具現化されます
イメージをすることがダンスを創るとするなら
正しいイメージを伝えなければ 求めるダンスも 正しく表現できなくなってしまいます
- 身体の内部のイメージ
- 身体の外部のイメージ
- 音のイメージ
- 音から生まれるダンス表現のイメージ
- 作品のストーリーイメージ
- 感情のイメージ
- 身体が固まる 崩れる などの状態イメージ
今から教えるダンスはどんなイメージで存在しているのか伝えましょう
コツ
どうすればできるのか悩んでいる時はコツを伝えてあげましょう
ただどんなコツがその人にあっているのか探す必要があります
イメージ的なことなのか 感覚が足りてないのか 予備動作のタイミングが違うのか 姿勢が邪魔しているのか 音の意識が足りないのか 力が入りすぎているのか・・・
僕なら まず 相手のダンスを分析します うまくいってないパートを発見し
原因を見極め 何が足りないのかを理解し 身体的か精神的かを考慮したうえで
何パターンかコツを伝えます
生徒の数だけコツはあるといってもいいでしょう
反復トレーニング
あたまで理解していても ダンスとしてアウトプットするには
ある程度の時間がかかります
何度も躍らせて 指摘だけしていても すぐにこなせない人もいます
間違えているところだけを抜粋して反復してみましょう
その動きが身体に染み付いてから 躍らせましょう
技術を技能に進化させる時間が必要なのです
現実とイメージの違い
何度指摘しても 修正されない時 原因は本人が気づいていない時があります
自分のイメージではうまくいっていると思っているからです
現実とイメージの誤差が原因です
何が違うのかを言葉で伝え それでも理解してもらえない場合は
動画を見せる事をおすすめします
現実の自分とイメージでの自分とが違うがよくわかります
先ずは知ることから修正が始まります
どうやって教えるか
見せる
話す
右脳のイメージを左脳で言葉に変換する
解りやすく 大切なワードをたてる
カウントのスピードをリアルに
補助する
物理的
精神的
言葉 カウント 擬音
教え方は生徒の数だけある
個人差 振り覚え
スピード
理解力
イメージ力
知識
まとめ
何のため 誰のため 何が必要か
プロになる みんなに 知識と心構え
コンテスト ダンサー 技術と表現力
振り付け 振り付け師 作品の作り方
レッスン インストラクター 教える技術
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