ベクトル

音表現

ベクトルとは簡単にいえば矢印です

検索してみると

ベクトルとは、向きと大きさを持つ量のことです。

また物事の向かう方向と勢い。

とでてきます

ダンスを踊るとき ベクトルのことを 考える事は 多々あります

どのパーツをどの方向に動かそうか?と考えた時

選んだパーツからイメージの矢印が現れ

その矢印のラインに沿うようにパーツを動かします

 

イメージで出現した矢印は今から動かす方向を示すわけですが

この技術を使ううえで絶対的な条件があります

それは イメージ矢印を 映像化 できるかどうかです

映像化といっても リアルに映像が 突然現れるほどのものではありません

空間のどの辺りを進んで行こうかと想像し

そのラインを想像どうりなぞることができれば大丈夫です

白紙に絵を描くことと同じことです

絵を描くとき 白紙にはラインは無くても どのように描いて行こうか想像しますよね

そして 想像したラインをペンでなぞることで現実に線が生まれます

ダンスも同じです

何もない空中に どのように 動くのか ベクトルをイメージ

ペンではなく 身体でなぞっていく

ペンに変わるものは 身体のパーツ

胸 腰 頭 手 足 指 膝 肘・・・

すべてはイメージから始まります

想像しなければ 絵が描けないように

音表現のベクトル

音を表現する時 その音が どの方向ベクトル)に適しているかが重要です

例えば 「ドーーーーン・・・」という音があるとします

その音がどの方向(ベクトル)に向かっているのか人差し指で表現してみましょう

上なのか 下なのか 右なのか・・・

どう感じるかは その人しだいで ですが

ここで大事なのは そのベクトル を考えて 振り付けをしているか?ということです

音のベクトルがなら アップ なら ダウン

なら へ なら へ 振り付けの段階で勝負が決まります

見ている観客が音を聴いてに感じ ダンサーがに表現してくれたら

観客はしっくりくると思います

人差し指で 表現した方向に ダンスのベクトルを考えて振り付けしていきましょう

ベクトルでニュアンスを表現

ベクトルが直線とは限りません

曲線もあれば なみなみ だったり ギザギザ だったり

時には遠ざかり消える音 Uターンしたり 止まっていたり スピードが関係したり・・

 

 

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